【新唐人2016年08月17日ニュース】
スウェーデン・テレビ 中国共産党の臓器狩りを報道
８月１日、スウェーデン・テレビ(SVT)は『中国で起きている生体臓器狩りが多くの人の命を奪っている』というタイトルの文章を発表し、元カナダ外務省デービッド・キルガー氏、人権派弁護士デービッド・マタス氏とアメリカの中国問題専門家、イーサン・ガットマン氏を紹介。６月に協同発表した中国共産党の臓器強制摘出の最新調査報告を発表しました。
この調査報告により、中国各地にある８００か所以上の病院で臓器移植手術が行われ、その規模は毎年６万件から１０万件にのぼることが明らかになりました。スウェーデン・テレビの記者ハンス・ベングトソン（Hans Bengtsson）さんは、文中、「この調査結果は大変驚くべきことだ」と述べています。
また、中国共産党の臓器移植の秘密保持について、中国の病院が臓器移植のベッド数を宣伝するのを阻止できず、ネット上の臓器セールス活動をも阻止できない、と述べています。
文章では、さらにスウェーデンの政治家、記者、弁護士、人権活動家たちはすぐに行動を起こし、中国共産党の生体臓器狩りの犯罪の秘密を暴き、責任者を法で裁き、これ以上罪のない命が犠牲になることがないよう呼びかけています。
豪州社会も中国共産党の生体臓器狩りに注目
デービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏、イーサン・ガットマン氏のこの最新の調査報告はオーストラリアでも大きな注目を集めています。
「明慧ネット」８月７日の報道によると、報告は６月に発表された後、シドニーの法輪功学習者ははがきを印刷し、オーストラリアの人々が中国共産党の生体臓器狩りの真相について理解し、各自が選挙区の連邦議会議員に署名を送り、政府の行動を促し、この犯罪を制止する手助けを求めました。
人々の反響は大きく、１月も経たないうちに５千通以上のはがきがニューサウスウェールズ州各選挙区の連邦議会李議員の下に届いたそうです。
有権者の怒涛の呼びかけのもと、伊粒選挙区の議員は行動を開始しました。
ニューサウスウェールズ州緑の党議員デビッド・ショーブリッジ氏は公開討論を主催し、人々が自分の選挙区の議員に対しこの問題を提議する事を奨励し、臓器移植ツアーの禁止法案通過を政府に促しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/17/a1271716.html （中国語）
（翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李）
